夢占いで未来がわかるって本当?
「予知夢」という言葉があります。夢を見るか見ないか、そしてその夢を覚えているかどうか、ということは自分でコントロールすることはできないので、例えば「霊視で未来をみる」といった能力に比べて確定的なものでなくなる点は否めません。
実際問題「頻繁に予知夢をみる」という人には、霊感や霊視の能力もある人が多いようですが、ここでいう「夢占いで未来がわかる」ということは、予知夢とは意味が違います。
予知夢とは簡単にいえば、これから起きる出来事が夢にそのまま表れるものです。
例えば今現在つきあっている彼に別れを告げられた、その場所には人がいっぱいいて騒がしかった、という夢をみたとします。
そして夢をみた数日後に、「人気があって常に席が満員のカフェでデート中に、彼に「別れよう」と言われた」という出来事が起きたとしたら、この夢は予知夢だったといえるでしょう。
とはいえ先に説明したように、予知夢をみることができる人は非常に限られています。
もちろん夢に関する研究はまだ道の途中であるということを考えると、もしかしたら全ての人に予知夢をみる能力はあって、ただ起きた時に覚えている確率が非常に低い、という可能性も考えられます。
が、現在のところは「予知夢は稀な事象」といわざるをえません。
ところが「予知夢ではない」夢でも、未来を知ることはできるのです。
なぜかといえば、夢には「潜在意識」があらわれるといわれているからです。
夢にあらわれた事柄を潜在意識と結びつけ、自分では築いていないあなたの感情や行動のパターンを読み解き、今後「何が起こりうるのか」ということを導き出すのが夢占いです。
先ほどの「彼に「別れよう」といわれた」という例に戻ってみましょう。
夢占いの解釈は何通りもあり、占い師によっても違ってきますが、一般的に現実の恋人が出てくる夢をみると、逆の結果が未来に起こることが多いといわれています。
ですから、別れの未来を暗示する夢は例えば「彼とカフェでデートしていて「ずっと一緒にいよう」といわれた」などといったものになることが多いのです。
このように、予知夢のようにストレートに未来を表しているケースと違って、「夢を占う」テクニックが必要にはなりますが、多くの人が興味を持っている分野でもあるので、電話占いやメール占いで待機している占い師の中に夢占いができる占い師が必ずいます。
自分の夢の意味を知ることは、自分の本質を知ることにもつながります。気になる方は、1度占ってみてもらってはいかがでしょうか。
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